世は全てこともなし


 今回、アバンタイトルが長いのは笑っていたが、Cパートが長いせいでエンディング曲にやたら早く入ったのは「今週はこれで終わりなのか?」とびっくりした。そんなわけはなかったんだけど。
 原作ではエルダの1日の後に小糸の1日で一話、ヨルデとはハイラのパートはそれぞれ単行本の別の巻のおまけみたいな扱いだったので、今回の構成はなかなか考えられていて面白かった。実は、個人的にハイラのパートの部分──これは5巻に収録されているが、これをちゃんと巻末まで読んでいなかった。アニメを見てから「ヨルデのパートが原作に忠実なのに、ハイラのパートがオリジナルってことは絶対にないだろう」と、全巻読み直してやっと気づいたという。
 しかし、小糸は学生をやりながら朝5時に起きて境内を掃除したあと、学校に行って、授業を受けてから自宅で神事を行う、っていうのはかなりハードな生活だ。氏子から見ても、巫女が学校から帰宅するまでの間はお参りできない、っていうのはどうなんだろう。巫女が不在の間は菊次郎が代行していたりしないんだろうか。まぁ、エルダの氏子はみんな理解がありすぎる人たちばかりだから先祖代々そういう状況に慣れているのかもしれないけど……。

当時の編成を思い出した


 先日DS版からサルベージした初代ギルドのパーティー編成だが、なぜわざわざ旧世代機を起動し直したかというと、当時のパーティ編成を正確に思い出せなかったからだ。特に2の編成がかなりうろ覚えだった。
 1は私の性格上、搦め手を使うことはあまりないので、パラディン・ソードマン・メディック・レンジャー・アルケミストという非常にスタンダードな編成だったはずと思っていたのは、完全に記憶どおりだった。
 問題は2の編成で、1と同じだと面白くないかな、とドクトルマグスを入れたところまでは覚えていた。しかしそうなると状態異常回復をガンナーに頼っていたはずだが、課題となるやたら遅いガンナーの行動速度をどうフォローしていたのか自分でも思い出せなかった。
 見直してみたら、レンジャーの代わりにガンナーを入れていたのではなく、アルケミストを外してガンナーを入れていた。つまり、状態異常でどうしても先手でガンナーを動かしたい時は、レンジャーのアザーズステップを使っていたようだ。なるほど、すっかり忘れていたが、当時も色々試行錯誤はしたようだ。

 ちなみに、世界樹1に当時かなり嵌っていた証左として、レベルキャップのキャラが全職業1人ずついた。1と2には聞きかじりの経験がなかったので、サブパーティーも1から育てていたはずだ。2の方も同じで、メインパーティー以外のクラスのキャラクターも一通りあげてあった。
 ただし我ながら私らしいなと思ったのが、2でペットを育てていなかったことだ。3もアンドロを作らなかった。ペットもアンドロもいわば種族であって、冒険者の「職業」とは異質な存在と思っていたから、ギルドとしての統一感を重視する私は、自分のギルドには入れなかったのだ。今回も、基本的には当時の編成をなぞるつもりでいる。

 自分メモを兼ねて今の進捗は、3がサブクラス解禁まで、1が第2階層までだ。ワイバーンのことをすっかり忘れていて、特殊技で足封じからの全滅を食らったショックで、ちょっと停滞しているところである。