なんで骨なの


 やっぱり冒険者の骨でガチャするんだ(笑)。ウィズローグもそのシステムだったよね。ウィザードリィのソシャゲは、冒険者の骨でガチャしなきゃいけないという掟でもあるんだろうか。普通に「ジェムの報酬を払ったら運よく酒場で出会う」とかじゃダメなのか? ガチャなんてどうせダンジョンの中じゃ引かないだろうし。……いや、復活のグラフィックがグロいんだよ……。
 武器の錬成システムもよくわからない。そのうちムラマサやカシナートが拾えると分かっていて、わざわざロングソードの錬成にリソースを注ぎ込む人もいないという気もするし。そしてシンボルエンカウント方式。そういえば、昔ウィザードリィらしさについては議論しない、とかいっていた製作者がいたのを思い出す。
 そもそもウィザードリィに限らず3Dダンジョン系のソシャゲ/ブラゲって、昔はいくつかあったけどみんな死んでいったんだよな。このゲームは大丈夫なんだろうか。実物を見ていないのでまだ何とも言えないけど。

コメント欄が真理


 この動画で挙げられているようなものは、主たる理由ではないと思う。コメント欄で言われているとおり、大半の視聴者にとっては、今回の映画の3人の主人公のうち2人がドラマ出身で、この映画だけを見てもバックボーンも何もわからす思い入れも何もないのが大きな理由だ。
 ついでに言ってしまえば、劇場版出身のキャプテンマーベルも、ガントレット付きのサノスとソロで殴り合うとかまるでメアリー・スーじゃないかと批判されることもあり、決して人気のあるキャラクターではなかった。さらに、直前のドラマであるシークレット・インベーションの出来が良くなかった。
 これら全ての相乗効果で興行収入が悪かったんだろう。正直いって、私自身これを見に行こうとは思わない。「エンドゲーム以降、ノーウェイホームしか見ていない」というコメント欄の意見に頷いてしまった。
 思うに、配信専用のドラマシリーズというのは常習性のある劇薬のようなものだ。継続的に一定の利益が上がる代わりに、大多数のファンを徐々に徐々に振るい落としてしまい、いざ本命の劇場版を出したところで熱狂的なファン以外は見に来ない状況になってしまっている。仕方なく次の作品も配信で一部のファン向けになっていき……とやっていくと、どんどん先細るだけだ。
 スーパーヒーロー疲れなんて言われているが、そうじゃない。配信専用のドラマシリーズありきに疲れているのだ。