配布がいない……


 今回のイベントは、探索パートが直感的に進めづらいのと、配布サーヴァントがいないので今一つテンションが上がらない……。ピースとモニュメントも、うちで(そして恐らくどこでも)一番不足してるバーサーカーもキャスターもないし……。
 そして、クエストに出てくる敵が、獲得NPの低いバーサーカーとアサシンばっかりになってるのには、辛いというより思わず苦笑してしまった。それでもキャストリア加入前よりは遥かに楽になってるから、文句を言う筋合いではないのだけど、ね。

マジシャン助かる


 逆にこちらは、直前イベントの配布キャラにメチャメチャ助けられている。以前に、資材回復量・食料150を達成した、と書いた。それそのものは非常に便利だが、その150を達成するためには「うちのかんぱにで一番強いマジシャンを、一人もパーティに編成しない」という厳しい条件があった。というのも、150の達成に必要な「(衣装社員以外の)*1星5+レベルカンスト+最大覚醒」のマジシャンが、うちにはぴったり5人しかおらず、資材管理部に配属したキャラはパーティに入れられないからだ。
 特に、専用武器が比較的強いとされるシュトリーなども、資材回復のために外に出せない状況が続いていた。
 ところが、この間のイベントで、通常社員星5配布キャラのマジシャンが追加された。FGOと同様、配布キャラはイベントを進めさえすれば比較的簡単に最大覚醒(宝具5に相当)が達成できる。試しに資材管理部のマジシャンを一人交代してみたが、問題なく150を維持できた。これで、5人の中から最低一人は出撃メンバーに加えることができるようになり、アルモニカ同様、パーティ編成の選択肢がまた一つ増えたことになる。

なぜ6人なのか

kanmsu.com

681: 名無しさん@おーぷん 20/11/13(金)13:23:58 ID:KY.n8.L11
>>661
ゲームでパーティメンバー上限決まってるのって案外理由が説明されること少ないよね
ウィザードリィは理由あったっけ


 んじゃー説明すっかー(コピペ並感)。

 ウィザードリィのパーティメンバーの人数制限については、もちろん原作には一切記述はない。ただ、ノベライズ「風よ龍に届いているか」では──

 いくら数百人の大部隊で行動しようとも、狭い迷宮の中で一時に戦えるのは数人が限度だ。(初版28ページ)

 それはつまり、迷宮内で最も指揮に混乱を来たさずに機能するといわれる六人編成で、自らを鍛え上げながら少しずつ迷宮を踏破していくやり方だった。かつてワードナの迷宮ではこうして数多の英雄が生まれ、ダパルプスの呪いの穴でも同様にしてニルダの杖が取り戻された。(初版28ページ)


 ──とあり、これらはオールドファンのほぼ共通認識に近かったのではないか、と思う。

 実際のところ、初代ウィザードリィがパーティメンバーを6人にした本当の理由は、職業の数を鑑みてのゲームバランスや、アップル版PCのメモリなど、色々な物理的制約があったのではないかと思われるが、想像の域を出ない。

 ウィザードリィの元ネタとして幾度も言及しているCD&Dについては、パーティメンバーの人数は当然「プレイヤーの数」であることが多い。その適正人数については、エンサイクロペディア版には記述が見当たらないが、ボックスセット版(箱の表紙)や現在の日本語版ホームページには「3~5人」あるいは「4~5人」などと書かれている。実際やってみると6人は少々多い。

 ところで、RPGにおけるパーティの人数については、ウィザードリィとその後のゲームでは必ずしも同じではない。しかし「ダンジョンに入ってから出るまで、前衛と後衛の人数が変わらない」という特徴は、D&Dではそうではないにも関わらず、ウィザードリィから伝統的に引き継がれている。遊んだことのある方はご存じだろうが、CD&Dでは、必ずしも「パーティ内の前衛は何人」と決まっていない。それはPCの人数に拠るのではなく、ダンジョンの通路の幅、部屋の大きさによるものだからだ。
 ダンジョンを4角形のマスの集合で表す「フロアタイル」を使っているとわかりやすい。5版のダンジョンマスターズガイドの250ページにあるとおり、一般的にはフロアタイル1マスの大きさは5フィート、つまり150センチ。この1マスは、単にPCが立てるというだけでなく、武器を振り回しても互いに干渉しないとされる大きさになる(長さ3メートルのハルバードを振り回すのには無理がある気もするが……)。そして、ダンジョンの通路や部屋は、このフロアタイルの組み合わせによって表される。つまり、1マス分の幅しかなければPC1人しか立てず、2マス分の幅なら2人しか立てない。
 逆に5マス以上の幅がある部屋で、前衛を3人にしようとしても、左右の空きから後衛に特攻される可能性は否定できない。これを防ぐための重要なルール「機会攻撃」*2は、3rd以降のルールである。

 ところが、後発のRPGで「部屋の大きさによって前衛と後衛の人数が変化する」ゲームはほとんどない。私が思い当たるゲームは一つだけである。



 「世界樹と不思議のダンジョン」である。このゲームは“職業を自由に選べるキャラクターメイキングがあり”“パーティ編成が自由にできる”ゲームであり、かつ「通路では前衛が一人」、「部屋では『展開』によって複数が前衛になる」という、周囲の状況によって前衛の人数が可変のゲームである。元ネタのD&Dがそうなのだから、他にもあっていいはずだが……他には記憶がない。

*1:衣装社員を省くのは、武器が専用の物しか装備できずINTを上げられないから。

*2:武器を構えた人間の側面を通過や呪文詠唱など無防備な行動をしようとすると、追加攻撃される。