面白いけどややこしい


 これって、フォーメーションZにR-typeのコラボ機体が登場するっていうだけではなくて、フォーメーションZに登場するコラボ機体そのものがそもそも新機体で、それがR-type側にもゲスト出演する、っていうことなのね。面白いけどちょっとややこしいな(笑)。



 R-type機体だと、前方からの敵弾をオプションで防げるっていうのは、傍から見ても結構強そうだ。「レトロシューティングゲームの主人公機が後になって人間形に変形する」っていうと、ZOEに登場したグラディウスのビッグバイパーを思い出すな……。

何故その変形元?


 ところでちょっと違う話で、世の中では中二病とかそれが進歩して高二病とか、そういう言い方をすることがあるけれど、中二病より小さい小二病というのはあるんだろうか。私の場合、TRPGにハマるよりもずっと前、子供にありがちな話として変形ロボットが大好きだったものの、ちょっと人とは違っていた。変形ロボットが欲しかったとか乗りたかったわけじゃなくて、自分が変形ロボットになりたかったのだ。
 もしかしたら、そんな私の嗜好のきっかけになったのが、ゴールドライタンという作品だったかもしれない。この作品に出てくる変形ロボットは、人間が搭乗して操縦するマシンではなく、自我を持ったロボットだったからだ。しかし、そんな作品の変形システムそのものは、かなり納得がいかないものだった。



 違和感を持ったきっかけは、小学校時代、この作品に出てくるゴールドライタンのおもちゃを、ある児童が学校に持ってきて騒ぎになった、というものだ。このゴールドライタンは変形するとライターになる。このおもちゃにはライターとしての着火機能はなかったんだけど、そんなことは知らない教師が「子供が学校にライターを持ってきた」っていうので大騒ぎになった、と。
 でもよくよく考えてみると、元々のアニメも「普段は子供のポケットの中にライターの形でしまわれていて、ロボットに変形して巨大化する」っていう設定。「なんで子供が持つのに変形元がライターなんだろう」っていう。おもちゃとして売り出すのが前提だったんだろうから、もうちょっと子供が持っても違和感のないアイテムはなかったんだろうか。
 当時多くの人がライターを持つ最大の理由はタバコを吸うためだったし、そうでないとしたらかえって、どこかに火をつけようとしてるのかという疑いを招くことは当然あり得る。仮に本人にそのつもりがなかったとしても、これがもし本物のライターなら、落として人に拾われてしまえば拾った人が悪用するかもしれない。
 「そもそも学校におもちゃを持ってくるな、ゴールドライタンじゃなくてZガンダムだったらいいのか」って言われたらもちろんノーなんだけど、ライターの形をしていることで別の問題が発生してしまうという。金色にギラギラ光るライターの形をしたアイテムっていうのは、子供の持ち物としてどうなんだろう。
 作中で変形元がライターであることに合理的な理由があればまたわかるのだが、思い出せない。「当時は車や飛行機から変形するロボットばかりだったので、意外性がある」なんていう意見を見かけたけど、それなら腕時計とかではダメだったのか? って思ってしまうんだよな……。