「不気味の谷現象」というのは、
外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットによって引き起こされると予想される嫌悪感の差を不気味の谷と呼ぶ。人間とロボットが生産的に共同作業を行うためには、人間がロボットに対して親近感をもちうることが不可欠だが、「人間に近い」ロボットは、人間にとってひどく「奇妙」に感じられ、親近感をもてないことから名付けられた。
日本語版ウィキペディアより。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1
筆者がこれを初めて知ったのは、劇場版機動警察パトレイバーのパンフレットかガイドブックだったと記憶している。主人公の乗機である「イングラム」が動きが機械っぽく、敵となる「ゼロ」は人間に動きを近くして、あえて不気味の谷現象を惹起し、敵であることを印象付けるデザインにしたと確か出渕さんがいっていたはず。
だけど、正直ゼロの動きは人間に近い部分より、人間離れした部分(手を伸ばして相手の身体を貫くとか)の方が不気味さを感じたので、この現象は実感できなかった。
ロボットの動きはまだまだ人間からかけ離れた部分が多くて、それを実感できないのかな、と思っていたが。
これぞまさに不気味。
そしてそれを乗り越えたのがこれ。
…よくよく考えたら、ただ単にほめ春香さんの動きが怖いだけかもしれない(笑)。