ヒヤッホォォォウ! 最高だぜぇぇぇぇ!
- アーティスト: ChouCho
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: CD
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主題歌、DreamRiserの冒頭が「空に災い」にしか聞こえなくて「戦車の天敵は攻撃ヘリだから空に災いって歌ってるのか? まさかね……」と思いながらCDを入手して歌詞カードを確認したら──
「空にRise and Ride」だったよ!
あと、ついでにEDテーマも。
これのカップリング曲「それゆけ! 乙女の戦車道」もなかなかいい曲だった(冒頭の「ガルパンかるた」のBGMがそれ。公式サイトで公開中のサウンドドラマでも使われている)。
忠犬の視点
- 作者: 才谷屋龍一,ガールズ&パンツァー製作委員会,鈴木貴昭,グラフィニカ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: コミック
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こちら、フラッパーズ版のコミカライズは、基本的にはアニメ版のコミカライズなんだけど、主人公が西住みほじゃなくて装填手の秋山優花里になっている。わざわざ視点変更する意味あるのか……と思ったけど、読んでみたらなかなか考えられた構成になっていて驚かされた。以下に1巻時点での相違点を気付いた範囲で挙げる。
・本編第2話(正確には第1話の最後?)から物語が始まる。このため、優花里は「みほが戦車道が嫌で大洗に転校したこと」を知らない。
・麻子とみほの朝の遭遇シーンがなく、麻子が戦車道の特典目当てに最初から自己志願してきたことになっている(よって、大洗での初戦の際、アニメでは役割のなかった麻子に通信手役が割り振られている)。
・小学生時代の優花里がパンチパーマではない(そのため、周囲から孤立していたのは本人の言うとおり「戦車道にハマったせい」だったと思われる)。
・蝶野教官がみほの出自に気付かない。
・沙織が方向を指示するために華の肩を思いっきり蹴飛ばすシーンがない(蹴飛ばそうとするが届かないことになっている)。
・お風呂のシーンがなく、役割分担は帰り道で行っている。
・ダージリン、アッサム、オレンジペコに「ノーブルシスターズ」という称号が与えられている。
・聖グロリアーナ女学院戦の作戦立案をみほが行ったことになっている(?)。とはいえ、作戦ブリーフィングのシーンそのものが描写されていないので、もしかしたら優花里の思い込みかも知れない(アニメ本編では桃が立案し、みほは異論を唱えている)。
特に1番目の相違点はコミック版の核になっているように見える。華と沙織は戦車道がみほの本意ではないことを知っているので気遣っているが、それに優花里が戸惑う描写があるからだ。たぶん、サンダース戦前の戦車喫茶での姉との遭遇シーンで初めてみほと実家との確執に気付くのではないかと思う。
コミック版の優花里はアニメ版以上に「黒森峰時代の西住みほ」に憧れているキャラなので、今後その心境がどのように変化していくかがキーポイントではなかろうか。もっとも、上記は全部コミックの1巻時点での勝手な推測に過ぎないが。