え? 今年7月?

ついに生産終了! さようならMD。青春の思い出MDブームを振り返る!


 3月にソニーがMDプレイヤーの生産を終了したのは知ってたけど(それも、実はプレイヤーの生産はとっくに終わってて在庫を吐き出してるだけじゃないかなんて噂されていた)、オンキョーが今年7月までプレイヤー作ってたなんて初耳だ。っていうか、量販店とかでオンキョーのMDプレイヤーなんてほとんど見たことないんだが……と、ここまで書いて気がついた。これ、ポータブルMDプレイヤーじゃなくてMDコンポの話だったのか(後でWikipediaを確認したらやはりそういう文脈だった)。
 このブログでも散々ポータブルMDプレイヤーの話は書いた気がするけど、そういえばMDコンポについては記憶がない。
 はっきり言うと、私がコンポを買ったのはMDコンポが最後で、それ以降備え付け型の音楽プレイヤーは買っていない。MDがソリッドオーディオに置き換わった時、似たような選択をしたユーザーは多いんじゃないかと思う。
 もちろん、iPodを直接繋げて再生できるプレイヤー等が存在していることは知っている。しかし、PCに繋げばiTunesで再生できるのに、わざわざ音楽を聴くためだけに専用プレイヤーを買う気にはなれない。そもそも私は画質や音質を追い求めている訳ではなく、コンポやラジカセ(懐かしい単語だ)を持っていたのは、あくまでも「メディア再生機」としてだった。ゲーム機同様「それ以外にCDを/テープを/MDを聴く機械がなかった」から買っただけだ。だから音楽をメディア単位で管理しなくなり(いや「させてもらえなくなった」か)PCのデータとして扱うようになった時点で、専用プレイヤーは私には不要のものになってしまったのだ。