久しぶりにゲーセンに行く機会があったので、↑これを遊んでみた。
シャナと黒雪姫、2コイン2キャラで両方エンディングまで行けたので、CPU戦の難易度は決して高くはない方だと思う。ペルソナ4や最近のブレイブルー、フランスパンでいうとアンダーナイトインヴァースと同じく、Aを連打していると自動的に弱・強通常技→必殺技のコンボになってくれるクイックコンビネーションのシステムつき。
とはいえ、同じクイックコンビネーションでも、A連打だけで地上、対空、移動を兼ね、ヒットさせることで確実に有利になるシャナと、判定が前方の狭い範囲にしかなく、ヒットさせても攻撃判定を持つスタンド(?)だけが前進し本体がほとんど動かないため、相手を壁際に追いつめることもできず仕切りなおしになる黒雪姫とでは使いやすさはかなり違う。
対人のダイヤグラムと違い、後半のCPUで出てくるときついのがデュラララの平和島。インパクトスキルに「ぶっ潰れろ」という技があるのだが、これがKOF96の京が使う一部の技のように「出かかりにガードポイントのある必殺技」。CPUはこれを食らい上等でバンバン連打してくる。人間同士だとガードできれば反撃できるようなのだが、CPUはこちらの大技に反応して撃ってくるため反撃は困難だ。
もっともこのゲーム、ざっとプレイした感覚だけだが攻撃に偏った設計になっており、昇竜拳のような「これを撃っておけば安心」という防御系の技が少ない。平和島も対空を連打してきたりはしないので、相手の攻撃を誘って合間にこちらの技を刺せば理不尽というほどの強さではないが。
驚いたのはラスボスである。バーチャのアキラだというのは知っていたのだが、動きがぜんぜんアキラに見えない(笑)。
この動画の2:08で超必殺技の崩撃雲身双虎掌を撃っているのだが、左右にダッシュしながら手からレーザーを撃つという、元ネタからはかけ離れた技になっている。最初の一撃で裏回りされるのでガード方向がわかりづらい。もっとも最初の一回はガード方向以前に唖然としてレバーから手を離してしまったのだが(笑)。
結論
結論を言ってしまうと、やはり使用キャラが少ない。前にも書いたが上条かインデックスは使用キャラとして欲しかったし、ブギーポップや真央あたりもサポートキャラではなく使用キャラにして欲しかった。何しろろうきゅーぶのキャラが使用キャラになっているくらいなのだし……。
KOFやストリートファイター、ギルギアのようにシリーズを重ねている作品ではないからこの使用キャラ数も仕方がないという考え方もあるだろうが、このゲームの場合華奢な女剣士=シャナとアスカのようにイメージのかぶるキャラもいるので、なおさらバリエーションが少ないように感じてしまう。