あのゲームとかこのゲームのことですね、わかります

【島国大和】ゲームが大人気! その手柄は誰のものか?

 今ちらっと触れましたが,広告(広報)はとても重要です。昔から重要でしたが,ソーシャル全盛期になり,ゲームの数が膨大になった結果,お客さんの注目を得ることがとんでもなく難しくなりました。
 どうやって潜在ユーザーにゲームを知ってもらうかは一番最初の難関です。触られもしないなら,ゲームの良し悪しに何の意味もないですからね。

 これ,大手だと,あの●●社が新作を発表!! ってだけである程度の集客が見込めるんですよ。それができない規模のゲーム開発はどうやって宣伝するか。
 有名ディレクターや有名デザイナーが独立したとか,引っこ抜いたとかは,どっちかというとそのスキルよりもこの手のネームバリューをアテにしている部分もあるんじゃないでしょうか。

「あの●●を作った●●が!」

 実際,誰々が作った,で4Gamerに記事稿が載るなら安い買い物ですよ!!!


 つまり4gamersで「独立した元大手の有名デザイナーが作ったことを売りにした記事」を載せてるソシャゲは要注意ってことね。知ってる知ってる。テ○○トルとかいうゲームのことだよね。あれ、製作者インタビュー読んでも本人全然製作に携わってなかったっぽい(プログラマとデザイナーが一人ずつで作ったといっている)し(笑)。


 あと、モンストも元カプコンの岡本氏が関わってるんだよな。バンナム七英雄で損害を与えた方と損害を被った方、どっちもソシャゲで復活したっていうのがすごい。そりゃどこの会社も魔法の杖を振りたくなろうってもんだ。
 ただ、岡本氏の場合は復活した途端例のビッグマウスも復活みたいだし、またあっという間に消えていきそうだけど(笑)。


『モンスターストライク』を岡本吉起氏が語った! 大ヒットは想定通り、いまは“二本目のホームラン”を仕込み中!?


 「ヒットの方程式なんてない」と言い切ったガンホーの謙虚さと見比べると差が際立つな。グーグルの複合検索で「モンスト 岡本」と検索したときのサジェスト候補もなかなか笑える。


『ミクシィ』を完全復活させたゲーム制作会社に200億円売却説

岡本氏は前の会社を潰しているほどですから、例外ではありません。社長である岡本氏の奥さんが、これまでの借金を一度整理したいと周囲に話していたという情報もあるため、200億円での売却話はあながち嘘とも言いきれません