こういう場面で

「機動警察パトレイバー」後藤隊長の名シーンや名ゼリフがカレンダーに! #後藤隊長カレンダー まとめ


 挙がる名台詞がほとんどコミック版のばっかりっていう……。
 ちなみに私が好きなのは課長との掛け合いで

「なあ後藤君、これは災害なんかじゃなくて……人災……いや……“犯罪”があった気がせんかね。こう……。
 いや、いいんだ。聞き流してくれたまえ。出動前にすまなかったな」
「課長も警察官だよ」


 ってこれ、よく考えたら「台詞」じゃないな(笑)。台詞だと、まとめでは前半を見る限り挙がってなかったけど

「部下にしてみりゃ上司なんてさ、こんな時以外利用価値ないぜ」


 とか。
 もっとも、作中で一番印象に残ってる台詞は、実は後藤隊長のそれではなくて、内海課長

「黒崎くん、自分が不利な状況で頭を下げるのは下策だよ。頭は優位に立ったときこそ下げるもんだ!」


 なんだけど。この価値観はショッキングだった。内海課長の底知れぬ恐ろしさを感じた台詞だったな。


 なお、こんなまとめも見つけた。


パト2は「リアリティを追求した結果、レイバーが役に立たないという結論に達した」映画ではないという話


 押井警察さんお疲れ様です、というしかないまとめで、内容としてはなかなか興味深いんだけど、レイバーはクソの役にも立たない存在だ、とはっきり作中で描いたのは押井の実写版なんで、かつての押井監督は面白かった、素晴らしかったと褒めれば褒めるほど今の押井監督はクソだという結論しか導き出されないというこの絶望感。