実況の話

http://live.nicovideo.jp/watch/lv282799421


 先日紹介した秋葉原のレトロゲー実況。今は「イシターの復活」台を実況している。



 で、それをコメントも含めて見つつ改めて感じたのが、遊んでて楽しいゲームと見てて楽しいゲームは違うな、と。イシターの前はドルアーガだったが、キャラが大きくなったりできることが増えたり、明らかにドルアーガより後継ゲームだとわかるヒントがあるにも関わらず「ドルアーガよりも前のゲーム?」という感想があったりする。大きな理由は、コメントでいくつもあった「何をすればいいかわからないゲーム」「何をしているかわからないゲーム」という印象のせいではないかと思う。
 Heyのレトロゲーを覗きにくるような人であっても、予備知識がなければ「このゲームの主人公はギル? カイ?」という疑問を抱いても不思議ではない。特にドルアーガの続編という知識だけを持っている人から見ると、画面の中心がカイで、ギルが画面からスクロールアウトするのは違和感を覚えそうだ。あと、キャラの表示が大きくなったのも、相対的なフロア内の表示情報が減り、プレイヤーが何をしているか分かりづらいという印象を与える。
 何より、ドルアーガもイシターも、その前にやっていたワルキューレなどに比べるとステージ進行による背景などの変化に乏しく、似たようなことを繰り返しやっているように見えてしまうのが残念だ。やっててつまらないとは思わないが、ドルアーガワルキューレの時に比べて、明らかにコインを投入している人が少ない。まぁ、一人で2レバー操作という無茶な操作体系のせいもあるかもだが(笑)。

 そんなわけでふつふつと思い出したのが源平。あれならステージにバリエーションもあるし、3モードの切り替えもあるし、進行の分岐とかやり込みとかギャグステージの存在とか、結構実況に向いているゲームな気がする。この間のゲーム展でも、子供が楽しそうに遊んでたし。