けものフレンズの話

 9.18の時と違い、騒動の顛末を見ても怒りというよりただただ悲しいというか、空しいという気分に駆られている。今後しばらくはこのブログにも書かず、関連商品も見たり買ったりしないつもりだ。曲を聴くだけでも遣る瀬無くなるので。

 ただ、今回の騒動でたった一つだけ良かった点がある。
 それは、同じように誰にも期待されない状況から予期せぬ大成功を収めながら、その後主導権や金を巡る争いでファンを悲しませることもなく、大洗町とのコラボも含めて期待に応え続けているガールズ&パンツァーと、やはり期待されない状況から予期せぬ大成功を収めた後、数々のトラブルに見舞われるたびに叩かれつつも、少なくとも内ゲバによってファンを失望させることだけは一度もなくプロジェクトを運営している艦隊これくしょん(コミカライズは除く)のこと。
 これらの作品が、小さい波風はあれど今のところ順調に展開してきたのは、実は関係者の努力に支えられた、偉大な事績なのだと改めて確認できたことだ。何気ないようだが、実は凄いことだったのだ。今回はつくづくそれを思い知った。