マジでヤバい

 私がFGOを始めたのは、去年の春頃だったと記憶している。つまり、一昨年の冬起きたことは、見聞した知識のみで、実体験はしたことがなかった。



 今回のアポコラボイベント、巷ではあの昨年冬の「魔神柱イベントの再来」と言われているという。その恐ろしさを我が身でまざまざと思い知ることになった。

 最初は「お、鳳凰の羽根足りなかったんだよな。落とす敵がいるならラッキー」くらいに軽く考えていたし、該当する敵の討伐数カウントの進みもそれほど早くなかった(討伐数が一定に達するとイベントが終了する)。ところが、ある時点からカウントが加速しだし、そこからレイドボスが沈むまでは本当にあっという間だった。
 まさにこれだ。



 私の感覚では、討伐スピードが加速しだしたのはドロップアイテムが確定したタイミングではない。それよりもう少し後、3体いるレイドボスのうち1体(アタランテ)の討伐数が、明らかに他と差がつきだした頃からだと思う。その前のアヴィケブロン先生もそうだが、今回のレイドボスのドロップするアイテムはどれも貴重であり、需要に多少違いはあるものの、敵の強さも含めそれほど明確な差はないように見える。
 しかし、その僅かな差が討伐数に反映され、明らかに特定のボスだけが減るのが早いと分かってくると、それを後回しにしようとしていたプレイヤーたちが殺到してくる。かくて討伐スピードはさらに加速し、まさに蝗が群がるようにレイドボスを食い尽くしてしまうのだ。
 なお、このイベントは2回に分かれており、同じボスの組み合わせで明朝もう一度実施されるが、その時は「1回目で一番人気だったレイドボス」が集中攻撃を受けることは明白である。1回目でいう「様子見」のターンがなくなるからだ。
 ちなみに、上の動画で話題になっている魔神柱イベントで最速だったバルバトスに比べ、アヴィケブロン先生の殲滅スピードは6倍で、アタランテはそれをさらに上回っているという。これが人類悪か……(アタランテから羽根を毟りながら)。


アヴィケブロン先生RTAが始まった #FGO Apocryphaコラボに因んだファンアートがいっぱい