引き悪すぎだろ……(笑)


 未央とか一回もまともに食事できてないんじゃ……(笑)。


ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4


 今日のエントリは昨日の続きとなる。


(この先、ペルソナ5ロイヤルのストーリーを含むネタバレがあるため、プレイする予定がある、もしくはプレイ中で未クリアの人は絶対に回避推奨です)












(この先、ペルソナ5ロイヤルの重大なネタバレがあります)










 <顧問官>の続きの話となるが、その前に昨日「クリア情報を引き継がせてほしい」と書いた件について補足する。このままだと私は、ペルソナ5ロイヤルを3周する羽目になりかねない(笑)。「マイパレス」ではエンディングムービーなどが見れるが、それはゲーム中に実際に見たものに限られる。そして、無印で見たものはカウントされない。つまり、通常のエンディングムービーを登録するためには、ロイヤルで通常のエンディングまで到達する必要がある。
 「途中のセーブデータを使えばいいじゃない」と言われそうだが、問題は「どの時点のセーブデータが使えるか」だ。エンディングの分岐条件となる<顧問官>のコープは、11月には上げられなくなってしまう。それも、ちょうどニイジマパレスの予告状の直前のタイミングである。つまり、セーブデータを共用しようとしても、11月には分岐条件が決定してしまうため、ニイジマパレス、シドウパレス、メメントス最深部、クリフォトの世界は両方でクリアする必要が出てくる。
 もちろん「強くてニューゲーム」で通常のエンディングを見に行ってもかまわないが、そうなると今度は、2周目のジュスティーヌとカロリーヌ撃破後、3学期に到達した場合のみ戦える隠しボス「ラヴェンツァ」と戦えなくなってしまう。つまり、ロイヤルの1周目で新エンディングを見てしまうと、2周目で通常エンディング、ラヴェンツァと戦うために3周目をプレイする必要が出てくるわけだ。もちろん、新しいストーリーが見れるなら喜んで2周でも3周でもするが、ギャラリーを埋めるためだけに周回するのは、いくら熱狂的なファンの私でも少々辛い。
 いずれにしても、次の周回はちょっと間を空けることになるだろう。なんだかんだ1周目で塔以外の全てのコープをコンプリートしてしまったこともあるし、今のマイパレスの仕様だと何かを取りこぼすたびに周回数が増える可能性があるので、マイパレスのギャラリーに収録される要素と、それがどこで取れるかが全て判明しない限り、怖くて次の周回に入れないのだ(笑)。



<顧問官>丸喜拓人2
 マルキパレスにはこれまでのパレス同様、バッドエンディングがある。パレスを攻略しない、あるいは丸喜と戦わないルートだ。しかし、これまでのパレスの、あるいは偽イゴールとの取引に乗ったバッドエンディングと異なり、マルキパレスのバッドエンドはエンディングロールも流れるし、専用イラストもある。昨日書いたとおり「全員幸せになる」エンディングなので、ある意味で一見の価値がある。
 間違いなくバッドエンドではあるのだが……「杏と屈託なく笑いあう志穂」そして「惣治郎に見守られながら、若葉を手を組んで入学式に向かう制服姿の双葉」……これのどこがバッドエンドなんだと言いたくなるようなイラストばかりである。

 また、面白いと思ったのが、マルキパレスとその影響は、ヤルダバオトと戦った時の怪盗団の行動が原因で生まれた、というところだ。これがただ説明されるだけなら「話の都合じゃん」としか感じないところだが、プレイヤーとしては<顧問官>のコープを自ら意図的に上げているため「自分の行動が原因でこういう事態が起きた」という説明にはある意味で説得力が生まれる(なんとなくクロノクロスを思い出した)。勝手に上がっていく<愚者>のコープとはそこが違う。普通のコープは上げていくとメリットしかなく「上げると自分が不利になる」コープというのは他に例がない。この部分もやはり、これまでのペルソナ5を踏まえた上でプレイヤーの心理を逆手に取った仕掛けだと感じた次第である。