そんな強かったっけ


 決勝がシロウの同キャラ対決って、このゲームのシロウそんなに強かったっけ……。シロウとか凛とかは、コンボが大変でやたら頑張ってる感のあるゲームだったのは覚えてるんだけど(笑)。

ペルソナ5R、2周目一旦終了


 ペルソナ5Rは、2周目で無印と同じエンディングまで到達した。1周目がロイヤル専用エンドだったので、これで両方見たことになる。1周目を終えた時のエントリでは「この後2回目の3学期をプレイするために3周目をやらないと……」と書き、実際3周目を想定してフラグ管理したセーブデータは作ったが──とりあえずここまでにすることにした。
 フラグ管理のためにギリギリまで引っ張ったデータといっても、ニイジマパレスのボス戦、シドウパレス、メメントス最下層、クリフォトの世界はもう一度やり直すことになる(それより後は分岐が確定してしまう)。一応3学期のセーブデータそのものは1周目のものを残してあるし、1周目との違いはラヴェンツァと戦えるかどうかだけだ。それだけのために、やったばかりのパレスを4つ、もう一度やる気は今は起きない。やるとしてもまた間を開けたい。
 むしろ今の気分としては、また3学期に行くなら最初からでもいい気がしている。ネットでも8周とかしてる人を見かけたが、その気持ちが何となくわかった。

 ジャズクラブの存在だ。

 ジャズクラブは無印になかった要素で、仲間を誘って出かけると、仲間のペルソナのステータスが上がるという施設だ。無印では、いくらペルソナ全書を埋めても、公開処刑で強力なスキルを集めても、それはジョーカー自身のペルソナ、パーティ全体で考えれば4分の1しかパワーアップできなかったが、ジャズクラブを使えば他の4分の3の戦力の底上げを図れる。
 しかも、特定の日にジャズクラブに行くことで、ステータスのみならず、仲間に特定のスキルを覚えさせることができるのだ。
 とはいえ、2周目でもその存在を途中まで失念しており、思い出したのは覚えさせたかった一つ目のスキル「チャージ」の日が終わった後だった。そう、なんとこのジャズクラブでのスキル習得は、特定のスキルを狙おうとすると、1周につき仲間一人、1回しかチャンスがない。
 最初に覚えたのは春のコンセントレイトだ。


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 というのも春は回復スキルがなく、戦闘中手持ち無沙汰になって半端な威力のサイダインを撃つしかないことが時々あったからだ。どうせ撃つなら威力を上げたい。


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 次が杏にマハスクカジャ。


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 そして真にマハタルカジャ。

 怪盗団の主力はやはりジョーカーだ。となると、他のメンバーの優先度はまず支援スキル、次に自分が高火力で攻撃できるスキルだ。支援で一番早いのは春のヒートライザだが、これだと本当にジョーカーの支援にしか使えない(効果時間が3ターンなので全員に掛けきれないのだ)。これに対して、マハスクカジャとマハタルカジャを分担して使うなら1ターンで済む。そして、不要になった春のヒートライザをランダマイザに入れ替えた(1枚目のとおり)。
 これで、1ターン目の行動は、ジョーカーがコンセントレイト、真がマハスクカジャ、杏がマハタルカジャ、春がランダマイザで、2ターン目に高火力を叩き込める(杏と春はここからコンセントレイトなので、ダメージを与えられるのは3ターン目だが)。

 このジャズクラブでのスキル習得と、やはり教会での懺悔を使うことで、仲間のスキルの覚え直し(周回時、ジャズクラブで覚えたスキルも対象)が可能となり、カスタマイズの自由度は飛躍的に増した。
 とはいえ、例えば武術の素養と魔術の素養のどちらかをパーティ全員に覚えさせたいと思えば、習得チャンスは1周に1回ずつで、6周する羽目になる。8周した気持ちがわかると言ったのはそのためだ。ふと、レベル上限を解放するだけのためにレベル上げを最初からやり直させる初代世界樹を思い出し、さすがアトラスだな、と思った次第である。