ここまで酷くは……


 実はこれ、今回じゃなくて前回のイベント向けに作られた動画なんだけど……うちの鎮守府に関していえば、少なくとも今回のイベントは、大変ではあったけどここまで酷くはなかった……かな。
 とにかく前半と後半の(難易度の)落差が激しいイベントだった、っていう印象。

人気商品なのかな

akiba-pc.watch.impress.co.jp


 そういえば、この間これが大量に売られてたな……。記事では売り切れとなっていて、私が見たのはその後だったから、再入荷したんだろう。
 ということは、これは人気商品なんだろうか。保温できない(記事では電源を入れると再炊飯になってしまうとある)って結構不便な気がするんだが……。

移行が辛い

 実は今、夏休みの最終日に慌てて宿題をやる小学生のように、駆け込みで自宅の環境をWindows10化してるんだけど、これがまた辛い……。

 PC自体は(直前に売り切れると困ると思って)何ヶ月か前に買ってあり、アプリとかをちまちま移行していたものの、ここで本格的に移行作業を始めたら、なんとルータを買い換えないといけないことが判明した。ルータなんてOSに依存していないと思っていたので、これは完全に想定外だった。添付ソフトがWindows7のみにしか対応しておらず、設定画面が表示できない。ネットで調べると、無理に対応させる方法もあったようだが、それもWindows10のバージョンアップで潰されたのだとか。ルータを替えるということは、無線LANを使用している全ての機器でSSIDもパスも変える必要があるので、それなりの作業量だった。想定外の事態が起きるかも、と思って連休を作業に宛てていたわけだけど、結果的にはそれが正しかったことになる。

 何より辛いのが、別にWindows10にバージョンアップしたところで、(少なくとも私にとっては)新しく何かができるようになるわけではない、という点だ。だからワクワク感もまったくない。むしろ、所有しているデジタルデバイスのハブに相当するPCの根幹が変更されることで、特定のソフトが対応できなくなる→連動して特定のハードウェアが使えなくなる、というコンボが待っている。
 買い換えればいいじゃない、と言われそうだが、後継機では機能が代替できないことがある。前述のルータがいい例だ。私は今まで、有線LANルータと、PCのUSBコネクタに挿して無線LANの親機として機能するルータを組み合わせて使っていた。通常の無線LANルータの「自宅に自分がいない時間(つまりPCが起動していない時間)もWi-fiの電波を自宅の周囲に飛ばし続ける」という仕様が気に入らなかったので、こういう形にしていたのだが、後者に相当するハードウェアがWindows10では存在しない。仕方なく、今度は通常の無線LANルータにせざるを得なかった。
 また、これも一例だが、風呂場で音楽を聴くのに使っていたPSPも雲行きが怪しい。音楽データを変換していたソフトがWindows10に対応していなかったからだ。今まではハードウェアキーを持つPSPに防水のための専用プラスチックカバーを掛けて使用していた。このカバーは風呂場用で電気を通さないため、静電式のタッチ液晶を持つVitaやウォークマンタブレットの類は全て操作できず、代替不可能だ。使う場所が風呂場で、湯気や水滴が掛かる可能性がある以上、通常の生活防水では足りない。機器が壊れるだけならともかく、感電したらそれこそ命に関わる。しかし、今やハードウェアキーだけで操作できるソリッドオーディオそのものが絶滅危惧種だと言っていい。

 というわけで、私にとっては「たかがPC一つ、されどPC一つ」なのだ。

 ただ、今回実感したことは、かつての「PCがデジタルデバイスのハブになる」という傾向は、徐々に減っていくのだろうということだ。実際、買い換える前のルータはPCがなければ設定すら不可能だったのに、今度の無線LANルータは独立してWi-fi機器の設定が可能になっていた。そういう意味では、PCが果たす役割はどんどん少なくなっていくのかもしれない。PCの環境を最新にする過程で、PCの存在感が薄くなっていくのを実感するというのも皮肉な話だが。