Numロックがかかってるとダメなんて、むしろよく原因を探し出せたなってレベルじゃないか。
しかし「正面から攻撃すると威力半減」とか、やっぱりサイドビューのアクションゲーム向きの特徴な気がするんだが……。
私は違うゲームだった
コメント欄でも指摘されてるけど、私にとってはトピ主の発言に対する返答は「違う」だ。ヴァルキリープロファイルが出るずっと前に北欧神話のことは知っていた。
TRPGをやっていて、ちょっと言い方は悪いが手垢のついたギリシャ神話ではない要素を取り入れようとすると、必然北欧神話やケルト神話に手を出すことになる。あくまでも一例に過ぎないが、例えばヴァルキリープロファイルの発売(1999年12月)より3か月前に発売されたブレイド・オブ・アルカナには、北欧神話のオーディンをモチーフにした「嵐の魔神アーグリフ」が登場する。その12年前に日本語版が発売されたルーンクエストの嵐の神「オーランス」も、どう見てもオーディンが元ネタだろう。
TRPGを除外したとしても、最初にロキの名前を目にしたのは女神転生、オーディンの名前を目にしたのはSAGA2。ウィザードリィ外伝1も北欧神話をモチーフとしていた(ミミールの泉などが登場する)。ヴァルキリープロファイルは「遅れてきた」作品という印象であり、北欧神話の要素を登場させた他作品に比べると「より原典に近い」とは感じたものの、先駆者とかルーツというイメージはまったくない、というのが正直なところである。もっとも、その事実は別段このゲームの面白さを減じるものではないはずだ。