知らなかった


 「Youtubeが人工音声嫌ってる」って本当なんだろうか。企業理念からすると真逆っぽい感じするけど。botに使われやすいとかだろうか。

佐藤さんトラップ


 どんでん返しのエピソードで草。
 一通り笑った後気づいたけど、読者も佐藤さんと同じで「このエピソードに出てくる映画はどんでん返しがある」とネタバレされたようなものなんだよな(笑)。私自身はネタバレがあっても全然楽しめる人間だからいいんだが。

8250円!?


 最初価格を見て目を疑ってしまった。しかし……。
 この5冊のうち4冊は、日本で翻訳されたことのあるタイトルである。もし当時も今も変わらぬゲームブックファンで、4冊とも持っているなら、8250円は実質1冊の値段に等しい。私の場合、4冊とも持っていたことはあるが、今手元にあるのは火吹山とバルサスだけ。盗賊都市とモンスター誕生を買い直すと考えると、3冊で8000円だ。
 値段だけを考えると、正直、高い。しかも書籍なのに完全受注生産ってどういうことだよ、と聞きたくなる。だが……。
 さすがに原作者が選んだ5冊。チョイスが憎い。いわゆる「悪魔の3人」、タイタン世界でもっとも有名な3人の悪の魔道士──ザゴール、バルサス・ダイア、ザラダン・マーが登場する、ファイティングファンタジーシリーズでも最も人気の高い3冊と、それに対応する善なる3人の一人ヤズトロモと、謎めいたアズール卿が登場する盗賊都市。そして未訳の「火吹山再び」。
 「火吹山再び」は、社会思想社ファイティングファンタジーシリーズの翻訳が終了した後に発売された作品で、本国でも絶版になり一時期入手困難だったと聞いたことがある(真偽は分からない)。こうして翻訳されるということは、本国でも再版されたのだろうか。例えば、熱心なファンならこれの初版がイエローサブマリンに並んでいたらこの値段でも買うだろう、この倍でも買うのではないかという作品だ。
 正直、これがファイティングファンタジーレジェンズやソーサリーのようなスマホアプリで、この5冊で8000円なら1冊1600円。買うと思う。しかし、かつては500円かそこらで買えた本がその3倍以上……うち2冊を既に持っている私にはそれ以上だ。けれど、火吹山のその後は見てみたい……。
 まぁ、発売は来年の7月だ。それまでゆっくり考えるとしよう。