ポジティブ菜々さん


 クソゲーと名高いFC北斗も、菜々さんの手にかかるとなんだか面白そうに聞こえる不思議。北斗七星のネタは初めて知ったな……。

○和○先生……

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 言われてますよ○和○先生……というのは置いておいて。
 「中世ヨーロッパ」というのがここで言及されてるようなイメージ通りなのかどうかはともかく、古代ローマ(の一部)では上下水道もあったし、風呂には日常的に入る習慣があった。なんか「中世ヨーロッパか現代日本か」みたいな二択になることが多いけど、ペストの流行で衛生観念が変化した時代が特異かつ異常なんであって、それが嫌なら古代ローマでもギリシャでも好きな時代をモチーフにするとか、あるいは「この世界ではペストが流行らなかったので、衛生観念は古代ローマを基準にさらに進歩的になっています」という設定にしても別に違和感はない気がする。
 それを踏まえた上で、ゲームの登場人物が必ずしもモチーフとなった時代の人間の価値観ではなく、現代的な価値観を持っていること自体は何ら問題ないだろう。
 それ以上を求めるなら、魔法技術が一般に膾炙するレベルまで浸透し、それを世界設定にまでブレークダウンして取り込んでいるエベロンみたいな作品でないと無理がある。

それはちょっと暴論では

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 「剣と魔法の世界」を「和製ファンタジー」というのは、指輪物語を日本の作品といっているようなもので、少々暴論じゃないだろうか。「コンピュータRPG的ファンタジー」というのですら、日本オリジナルではないだろう(魔法の王国売ります、とかあるし)。「ドラクエ的ファンタジー」まで踏み込めば、日本オリジナルといって差し支えないと思うけど。
 私自身は、リンク先にある「なろう的ヨーロッパをナーロッパと呼ぶ」という方が違和感がない。ないんだけど、実はそのイメージも作品ごとに割とバラバラで(大雑把に言っても「勇者と魔王がいる世界」と「ギルドが冒険者を管理する世界」に分かれる)、シェアードワールド的な統一感はそれほどないんじゃないかというのが正直なところ。