マルチエンディング!?


 アーケードで幾度も見たことのあるゲームだったけど、家庭用版はマルチエンディングだったのか。もしかしてアーケード版も……?

だから14だったのか


 ルールブックを一読して、とりあえず何故クラスの数が14なのかは何となくわかった。これトランプのA~JQK、それとジョーカーの数に合わせてあるんだね。チャートとかも基本全部14になってるし。
 ただ、そうなるとメジャーアルカナのような1枚1枚のカードが暗示する意味みたいなものはなくなるから、シーンカードはどうなるんだろうと思ったら、シーンカードのルール自体が存在しない。じゃあ、添付されるTAG(田口順子)さんのカードは何に使うのかというと、敵の神業のリソース管理として、場に置かれるというルールのようだ。うーん……敵側のリソースを場において可視化するって、スターロードを連想してあんまりいい印象がないんだけど……。具体的には、ブレカナでいうところの「プレイヤーが奇跡を無駄撃ちしてしまったので敵のサクリファイスを一発減らそう」とか、N◎VAでいう「今回キャスト側の消耗が激しいから敵側のゲストを一人減らそう」みたいな局面でどうすればいいかわからなくなる。

 そもそもN◎VAが凄かったのは、場の雰囲気(シーンカード)という優劣を決められない要素をメジャーアルカナの暗示によって、判定の成否という優劣を決める行為はマイナーアルカナの数字で、というタロットカードの役割分担が素晴らしかったんだと思っている。
 あとは純粋に、14×14×10は22×22×22に比べてバリエーションが少ないよ……。