ボスの連続


 ティンクルスタースプライツの上級者同士の対戦って初めて見たかも。ボスキャラってこんなに連発できるものなんだ。知らなかった。
 しかし、決勝はやっぱりメモリー女王対メヴィウス(両方隠しキャラ)になるのか……。

私は肯定しない

togetter.com


 TRPGの反省会については前にも書いたことがある。今回も自分なりの見解を書こうと思ったら超長文になってしまったので、簡潔に箇条書きで。


・何故私がTRPGにおける反省会を肯定しないかというと、TRPGアナログゲームの中では珍しい非ゼロサムゲームだから。TRPGにおける「上達」は定量化することができず、プレイングについてもマスタリングについても「AよりBの方がいい」ことを客観的に説明できない。なので、反省会は主観的意見によるものにならざるを得ないし、状況によっては多数が少数を否定する場になりかねない。


・この一連のツイートでは、反省会を行うこととによって迷惑プレイヤーの抑止にどう役立ったかという経緯に触れられていない。私の個人的な経験でいうと、むしろ反省会の場は自分を客観視できない迷惑プレイヤーに利用されて、他者を糾弾することを正当化することで迷惑行為を加速させるリスクがある。迷惑プレイヤーの抑止はアリアンロッド上級ルールブックにあるような、明記されたマナーへの違反という観点で行うのが望ましい。


・「反省会を行うこと」は「TRPGが上達すること」「切磋琢磨すること」の必要条件ではない。反省会をしなくても、優れたマスタリング技術を身につけているGM、他のプレイヤーを楽しませるプレイングを行うプレイヤーを私は何人も知っている。そういった人たちと卓を囲む時の独特の緊張感も、またセッションが上手く行った時の望外の喜びも、反省会の有無とは関係なく成立し得る。


・私はこのツイート主の個人的な体験はもちろん否定しない。ただ同時に、本人がこれを「生存バイアス」であり「今必要かと言われたら否定する」と語っていることが重要だ。たまたま上手くいったケースもあるかもしれないが、それはあくまでも稀なケースであり、総合的に見ればやはりメリットよりリスクの方が大きい。上手くいったケースの張本人でさえそう言っているのだ。