これにはかなり同意する。
もっというと、今回のドラクエ8イベントみたいな場合には、イベント用のNPCと戦闘の優先度もつけてほしいとは思う。NPCに向かって歩いているのに戦闘中でそのままスルーしていることがままあるんだよね。
繰り返しになるが──このゲーム、歩いてるときには原則的にウォークモードのはずなので。
当然の結果です
当然の判断だと思う。
私が昔、バンナムのニコマスへの姿勢を咎めたのは、二次創作について株主総会で言及するなど認知していながら掌を返したからだ(今でいえば一度決めたガイドラインを変更した、に近いと思っている)。
今回のケースでは、スクエニは最初から二次創作を認めるとも認めないとも言っておらずガイドラインも提示している訳でもない(ニア・オートマータのように提示しているタイトルもある)。まして題材が割とセンシティブなので、問題になる前に対処するのは企業としては妥当な判断ではないだろうか。
まぁ、敢えていうなら「前にそちらの会社の出版物も相手の許可取ってないのに許諾マーク付けてたよね」とは言えるけど、過去に過ちを犯したことは、現在相手の過ちを追及してはいけないということにはならないし。
そうだったのか
スキルディクショナリ、アウトフィットカタログ、そしてこのニューロエイジ・ナウでワンセットのサプリメントだったのか……。
今回サポートされているワークスのルールについてはまた機会があれば書こうと思うけど、今回の前書きで気になることが書かれていた。
近未来ものとしての「トーキョーN◎VA」特長の一つに、舞台のニューロエイジが常にわれわれの未来であるということが上げられる。過去のどこかで分かれた別世界ではない。
──ニューロエイジ・ナウ(初版) P2右段23行目(その他の出典情報は上記Amazonリンクを参照)
そんなの当たり前じゃないかと言われそうだが、少なくともサイバーパンクRPGにおいては当たり前ではない。サイバーパンク2020も、シャドウランも、メタルヘッドも、デザインされた時点から見た未来を描いていたが、そこに描かれた未来図と実際の歴史は乖離してしまった。2020の世界(つまり2077の世界)は1996年にはすでにアメリカは無政府状態だし、シャドウランの世界は2011年に「魔法の復活」が起きている。メタルヘッドの世界では2015年に超電導推進実験船が竣工している。
これらの作品では、現実で起きたことを後の作品で取り込んでいない。我々の世界とはいわば「途中で歴史が分岐したパラレルワールド」だ。
トーキョーN◎VAはそうではない。初版当初から「年表は書かない」姿勢が貫かれている。それは、年表を書いてしまったら現実とズレるからだ。つまり、どれだけ現実世界が変化しても、時間が経っても、N◎VAはその時点から見た未来の延長線上にある、ということだ。
だから、これは今回初めて書かれたことではない。今までもずっと貫かれてきた姿勢が改めて確認されただけなのだが、ここまで断言されると認識を新たにされる感じだ。まして、基本ルールと上記の3冊のサプリだけあれば現在最新の拡張ルールの範囲でセッションが可能、と明記されたうちの一冊の前書きにはっきりと書かれたわけだから、全てのプレイヤーに知っておいて欲しい、と言っているのと同じである。