やはり日輪の加護は格が違う



 この「クソキャラ列伝」という動画シリーズ、格闘ゲームの動画を見る機会が多いせいかちょくちょくお勧めに出てきてはいたんだけど、あえてスルーしていた。というのも、多少キャラが強いだけで「クソキャラ」と呼ぶのには抵抗があったから。
 しかし、ここで満を持してのBASARAXの毛利の登場で、初めて一通り見てみた。そしてついでに、シリーズの他の動画、特にそれこそクソキャラで有名なジョジョのペットショップやKOF2001のフォクシーもチェックした。
 動画主も言っているとおり、毛利、北斗のトキ、ジョジョのペットショップ、フォクシーくらいのレベルになると、クソキャラと呼ばれても仕方ないかな、と思うし、その中でも毛利はやはり頭一つ抜けていると思う。部分的に強い技が複数ある、というのはこれらのキャラの常道なんだけど、毛利の場合はゲームシステムのルールそのものが毛利にだけ有利に働いてるという局面が多すぎる(笑)。
 今回の動画で初めて知ったのは、一撃コンボで受け身が取れないのが毛利だけという事実。──マジでこのキャラは日輪の加護とかいうレベルではない。

あの時代でもこのレベルを作れた

togetter.com



 「14年前のハードウェアでもこのレベルを表現できた」とも言えるし「14年前はプリレンダリングだったものがリアルタイムレンダリングできるようになったのが進化」とも言える。「元々CGは人体の表現は苦手だったけど機械の表現は得意で、ACのムービーはうまく人間を正面から描くことを避けている」とも言える。