「ゲーム」と「アニメ」の違い


 ペルソナ4と5のアニメは監督が違うせいか、結構作風も違った。多分原作に忠実なのは5の方だろう。
 ここで挙げられてる違いは、そのままアニメとゲームという媒体の違いだ。ゲーム版は、最初主人公が孤立しているように演出されており、惣治郎も竜司も杏も、主人公と距離を置いた態度を取っている。これが徐々に打ち解けていくところがゲーム版の醍醐味なわけだけど、アニメの短い尺でそれをやると感情の動きが激しすぎて視聴者がついていけないので、仕方なく最初からある程度ゲーム後半のような性格で演出されているのだと思う。
 逆に戦闘は明らかにアニメの方が描写が足りていないので唐突感がある。これはもうメディアの特性の違いなので仕方ないだろう。

クリアした


 リングフィットアドベンチャーをようやくクリアした。購入したのは確か去年の11月なので、半年ちょっと。多分ペースとしては遅い方だろう。ゲーム内でもアドバイスされるが、急いでやるよりマイペースでも続けることを優先し、深夜残業でもない限り1日7分を目安にほぼ毎日やるように心掛けていた。……とはいえ、最後はちょっと(10日くらい?)停滞してしまった。理由はDQ9の時と同じで、ラストステージの最後まで行ったところで、終わりが見えてテンションが下がったせい。



 逆に再開した理由は、何だかこのところ肩が凝るような気がしたからだ。理由が思い当たらなかったが、よくよく考えてみると、RFAを中断した頃から肩凝りが酷くなった感じがする。どうも私のRFAは、筋力をつけるとかダイエット(これ以上体重は絶対減らしたくないが……)みたいなポジティブな効果ではなく、やってると肩凝りが和らぐ(中断すると酷くなる)という効果(?)をもたらしているらしい(プラシーボ効果かもしれないが)。確かにDQWで歩く距離が増えて脚は使うようになったが、腕を使うことといえばRFAくらいしかしてなかった。

プチ攻略

 
 実は、RFAをゲームとして捉えた時、途中で一度行き詰まったことがある。敵からの被ダメージが大きくなりすぎて倒せなくなったのだ。理由もわかっていた……スキルパネルを開けていなかったからだ。パネルを開けるのにはポイントが必要で、かつリセットもできないため、例のエリクサー症候群のせいで、もったいなくて開けていなかった。
 別の事情もある──スキルパネルのどれを開けるのが有効なのかわからなかったからだ。攻略情報を調べてみたが、なんか筋トレやダイエットの攻略情報ばかりがヒットしてしまい、ゲームとしてのRFAについて有益な攻略情報があまり見つからなかった。リセットする方法がないので試してみるのにも躊躇する。
 いくつか試してみてたどり着いた結論がコレだ。



 どのスキルが有効なのかは結局結論が出なかったので、スキルではなくステータスを上げるパネル(人のイラストが描かれていないパネル)、を網羅するのを目指して開けていったのだ。結果、基礎攻撃力や防御力、ライフが底上げされ、スキルを入れ替えなくても敵と戦えるようになった。ステータスは、どのスキルを使う場合でも腐ることがない。
 結局、スキルについては(自宅がマンションという立地もあり)床に寝そべるような体制を取るスキルは避けたり、腰を使うなど苦手な運動を行うスキルを取らない/使わないままにしても、他のパネルが全部開いていれば十分クリア可能だった。


 逆に、ネットで見た攻略情報で役に立ったのが金策である。ここにも転記しておくが、RFAで普通にフィールドで拾えるお金は非常に少ない。ステージごとに装備を買い替えたら、とてもではないが足りる額ではない。これは攻略サイトに「スムージーを絞って売れ」と書かれていたのでその通りにしたところ、かなり楽になった。



 また前にも書いたが、周りの風景が変わるのを見ながら走るのが好きだったので、二段ジャンプを覚えてからは敵との戦闘を可能な限り避けて走るようになった。結果、装備用の素材が集まらなかった。フィールドで拾える素材はほとんどがスムージーの素材で、装備を買うための素材にならない。これに関しては、今にして思えば必要な素材を落とす敵だけは選んで戦うようにしておけばよかったと思う。



 

 以下、ネタバレあり













 ストーリーに関しては大して書くことはないが一つだけ。私は主人公を女性、リングの声も女性にしていたが、ストーリーを追っていくとなんだか元カレ(ラスボス)とよりを戻そうとする元カノを応援する女友達みたいな気分を味わった(笑)。
 実は本編を一通り終わると二周目が始まるのだが、よりが戻った──ではなく、敵ボスが改心した前提でセリフが全て置き換わる。