駄目だった→大丈夫でした


 待望のスイッチ版ペルソナ4ゴールデンがようやく発売された。自分もプレイステーション2版で遊んで以来だし、新鮮な気持ちで楽しみながら遊べるだろうと期待していたのだが、まったく予想外のところで引っかかってしまい、あまり進んでいない。
 どこで引っかかったかというと、操作の部分。スイッチ版ペルソナ4ゴールデンは、コンフィグでアナログスティックの軸反転操作設定することができない。前にも書いたことあるが、私はFF11をやっていた頃からの癖で、視点操作のアナログスティックは上を押すと主人公の頭上に追従しているカメラが上に上がり、下を押すとカメラが下に下がる、左を押すとカメラが左に回り込み、右を押すと右に回り込む、という操作でずっとやってきている。確かに主観視点でこの操作だと、左を押すと主人公が右を向くことになるので逆になるんだけど 、TPS、特にカメラがペルソナ4ぐらい離れてる設定だと、アナログスティックを左に入れてるのにカメラが右に動いていくのは非常に違和感がある。
 といってもこれは個人的な感覚だし、初期状態が自分の慣れている操作と逆になってるのは仕方がない。しかし、ペルソナ5にもありペルソナ5スクランブルにもあった、コンフィグでの軸反転操作の設定ができないのは戸惑った。ネットで調べてみると他にも困っている人はいるようで、STEAM版でやっている人は、ツールのようなものを使って逆にしているという人もいたが、もちろんスイッチではそれはできない。

 さらにややこしいのは、ペルソナ4はペルソナ5と違って、いわゆる昼パートの画面では視点操作ができない。視点操作ができるようになるのはダンジョンに行けるようになってからなので、街を巡っているシーンではこのことに気づかなかったのだ。ダンジョンに入った瞬間、視点操作が逆で、しかもコンフィグで変えられないというのが分かった。というのも、コンフィグ画面に項目そのものはあるのだ。あるのに変更ができないという……。
 こんなのは慣れだよ、という人もいるだろうけど、自分はFF14ドラクエ10も、それこそペルソナ5も全部この視点操作でやってるので、ペルソナ4で逆に慣れようとすると、全部逆にしないといけない。あるいは、慣れようとしても他のゲームをやるときに感覚が戻るので慣れようがないという感じか。
 基本三人称視点がない2077ですら、乗車時のカメラ操作で軸を反転させるコンフィグ項目はあるので、P4でそれができないのはネガティブな意味で意外だった。プレイステーション2版ではどうだっただろう。ちょっと記憶に残っていないが……。待望のゲームだったから、このまま進めないということはないと思うけど、これは今からパッチでなんとかというのはあり得ないだろうし、正直ちょっとテンションが下がってしまった。


追記:コントローラー設定ではなくて、ゲーム設定で反転させるのか! 全然気づかなかった! 私の早とちりでした。お詫びして訂正します。

進行状況

 というわけでやる気も回復した結果、一応目標だった大浴場での素材アイテムを、目標数分採集するところまで完了した。毎ターンSPを回復する「方士バッジ」だ。ペルソナ5でいうところの「貼る大気功」である。


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 これがあれば、理論上はそれぞれのダンジョンで、帰還することなく長時間の探索が可能になるはずだ。無印の時にはこのアイテムを集めた記憶がないので、使っていなかったのは間違いない。存在していて使わなかったのか、それとも存在しなかったのかは覚えていない。
 しかし、目的の敵がなかなか登場せず、レベルだけがどんどん上がってしまった。所持金も、当初は「方士バッジ」を買うために金策しないとダメかなと思っていたが、その範囲をはるかに超えている。では敵に全く苦戦しなかったかというとそうでもなく、大浴場の敵はプリンパ(混乱)を頻発してくる敵が複数いるので、仲間に殴られてピンチになるという状況が多発した。今の状態だと混乱を回復できるのは主人公と雪子しかおらず、この二人がプリンパを食らうと打つ手がなくなる。
 後は、ペルソナごとの微妙な仕様の違いにも振り回された。ペルソナ4ペルソナ5と違い、武器屋で武器を売り出す条件がカレンダーの日付ではない。世界樹方式、つまりダンジョンで取れた素材を売ることで初めて店に並ぶという形だ。そのため、マヨナカテレビ内で素材を入手できないと新しい武器が武器屋に並ばない。


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 バッジの素材集めで経験値もゴールドも溜まったので、残りのフロアを急いで駆け抜けてしまったところ、陽介の武器の素材を逃してしまった。とはいえ、ペルソナ4はクリア済みのマヨナカテレビにも再侵入が可能なので、後で集めることはそれほど苦ではないが……。



 結構序盤から違うもんなんだね。