ホロライブ×ジョイポリス(イベントの感想少な目)

 ホロライブのコラボイベントが開催されているジョイポリスに行ってみた。


tokyo-joypolis.com


 今日現在、ホロライブのコラボイベントがジョイポリス東武動物公園で同時に開催されていて、どちらに行くか迷ったが、前にも書いたとおり東武動物公園けものフレンズの時に一度行っているので、見たことのないジョイポリスの方を一回見てみることにした。

 駅を降りると幕張メッセと同じような印象というか「いかにも埋立地に作られた場所だな」という感じで、迷うことなくジョイポリスにはすぐ辿りつけた。意外だったのが、チケットを買ってから建物の反対側に出てみたら、たまたま天気も良く、海辺の良い景色が広がっていたことだ。



 偏見かもしれないが、こういったアミューズメントパークは、池袋のナンジャタウンや新宿にあったVRZONE、あるいは渋谷に昔あったバトルテックセンターも「周りがビル街で無機質な景色だから、仮想世界で遊ぶための施設を作った」みたいな印象だった。しかしジョイポリスは出口を出ると、風光明媚な風景が広がっている。砂浜で遊ぶ人、散歩を楽しんでいる人もいっぱいいて、マリンスポーツも楽しめるようだ。こんな場所にわざわざ室内専用アミューズメントパークを作るのか……。中の喫茶店からは外が見れるようになっているので、景色を眺めながらお茶を飲めるものの、それ以外のすべてのアトラクションはどれも完全に閉鎖されており、外がどんなにいい景色でも関係ない。それがいいことは悪いことなのか分からないが。
 ホロライブイベントの内容を事前に調べず行ってしまったんだけれども、一通りグルっと回ってみても、全容が掴めなかった。福引を回せるのはわかったし、記念撮影ができるのも分かったが、メインのイベントは何だろうとよくよく調べてみたら、それは特定の時間しか開催されていないらしい。そして、私が着いたのはちょうどイベントとイベントの合間の時間だった。



 開催されてない時間はどうなっているかというと、キャラクターのイラストが貼られた大きな部屋が広がっているという感じだった。イベント内容は、3期生と直接話ができるという内容だったんだけど、そこにはあまり興味がなかった。そもそもホロライブのイベントも半分は口実で、ジョイポリスがどういう場所かというのを見てみたいというのが一番の目的だったし。



 一番興味を惹かれたのがSTORM-Gというアトラクションだった。下記動画のコメントでも言及している人がいるが、私も真っ先に浮かんだのが「これはF-ZeroAXの進化系じゃないのか」という感想だった。稼働筐体のパワーアップ版というか、ジェットコースター版のF-ZeroAXというか。



 AXが大好きな私としては一回やってみたかったものの、ハードルが二つあった。
 一つが待ち時間。私が見た時は約1時間だった。とはいえ待ち時間だけであれば、待っても体験したと思うけれども、もう一つのハードルが、座席がタンデムで二人で操作する、カップル向けの仕様だったこと。これはジョイポリスという施設の性質上しょうがないんだろうが、どの施設も基本的にカップル向けになっていて、一人で行った身としてはなかなか厳しかった。何十分も並んだ挙句、他のカップルを分断する邪魔者みたいになってしまっても申し訳ないし。



 疑問なのが、ホロライブのVtuberと会話できるというイベントには、あんまりカップルは来ないんじゃないかな、ということ。施設のターゲットと、実施されているイベントの内容がマッチしてないんじゃないか、という気がしてしまった。
 本当は、富士急ハイランドやPARCOで開催していたような、デジタルノベルティが入手できるイベントが一番好きなのだけれど、最近ホロライブはこのタイプのイベントをあまりやっていないようだ。せめてコラボメニューだけでも頼もうかと思ったものの、一つを除いてコールドメニューしかなく、さすがにこの時期に冷たいドリンクを飲んで帰る気分にはなれなかった。

 面白かったのが、このジョイポリスは一旦入場した後、退場して再入場が可能な施設になっていることだ。だから、施設の喧騒でちょっと疲れたなと思ったら、裏手から浜辺に出て休憩し、そしてまた中に戻ることができる。私は今回、ジョイポリスの中で過ごした時間よりも、外へ出ていって海を見つつ散歩しながらドラクエウォークをやっている時間の方が長かった。海辺でドラクエウォークをやったことがなかったので、なかなか興味深かった。イベントポイントが完全に海の中に出てしまったり、陸上の敵なのに海の上に出てきてるように見えていたり……。



 ただ誤解のないように付け加えると、ジョイポリスという施設が面白くないというわけではなく、あくまでもターゲットから外れているので私には向いていなかった、というだけの話である。