八景島シーパラダイス

 新規の魔物ランドスポットを訪れるという意味では、恐らく今回が最後になるであろう八景島シーパラダイスである。


www.seaparadise.co.jp


 艦これとコラボイベントが開催されている時に一度訪れたことがあるが、その時は水族館系の施設には入らなかったので、今回はそっちが目的地だ。
 ちなみに、これまで訪れた魔物ランドスポットに比べ珍しかったのが、この八景島シーパラダイスのアイコンが、出入り口近くにないことだ。八景島シーパラダイス全体でもかなり奥まったところに存在する。


  


 しかも不思議なことに、水族館系施設とされる4つの施設のいずれにも近くない。アイコンがある位置の中心にあるのは、何とお土産屋である。水族館の動物とドラクエウォークのモンスターでAR撮影をしようと思うと、なんとクリック範囲を超えてしまうため、撮影できないというくらい、シーパラダイスの敷地は広い。
 ただ、今回水族館系の施設を訪れて感じたが、八景島シーパラダイス自体を水族館だと思って訪れると、見れる動物の数は決して多様ではない。また訪れたタイミングも悪かったのかもしれないが「東京湾そのものの生き物を見れる」なんていうコーナーについては、先日の雨のせいか海が濁っており、ほとんど何も見れなかった。


  


 とはいえ、施設全体で見た時の規模の大きさは、やはり東武動物公園と並んで圧倒的に大きい。ここなら丸一日満足して過ごせるだろう。また、この施設の大きなアドバンテージとしては、鉄道という公共交通機関だけでここまで来れるというのが挙げられる。しかも、シーサイドラインの本数は多く、施設を訪れるにあたって待ち時間というものをあまり考慮に入れる必要がない。ほぼ予定通りに訪れて、予定通りに帰ることができる。
 あと、これが想定された状況なのかわからないけれど、八景島シーパラダイスからかなり離れた横須賀のお土産スポットがクリックできてしまった。本来、距離があるとクリックができないはずなのだが……。



 ところで、冒頭に「新規の魔物ランドスポットを訪れるのはこれが最後になるだろう」と書いた。以前「動物園50カ所は無理だ」と冗談混じりに書いたが、私自身のポリシーとして「日帰りできること」そして「ちゃんと施設の中身を体験すること」この2つを守ろうとすると、これ以上遠い場所は現実的に厳しいと思っている。
 関東中部南部では他に東筑ユートピア市原ぞうの国の2つが残っているが、前者は公共交通機関でのアクセス手段がホームページに公開されておらず、富士の水族館以上に車での来訪しか想定されていないと思われる。


www.ibarakiguide.jp


 市原ぞうの国は、最寄りの駅からの移動がシャトルバスで、完全予約制となっており、気ままな時間に訪れるというわけにはいかないようだ。


zounokuni.com


 そして、北関東を含めこれより遠い施設を訪れようとすると、新幹線移動がほぼ必須になってしまう。そこまでするのはさすがにちょっと、ハードルが高い。

 
 DQWの今回のキャンペーンを企画してくれた方には、心から感謝している。こんな機会でもなければ、今後訪れることもなかったであろう場所に行くきっかけをくれたからだ。私はこれまで、出掛けるといっても秋葉原や新宿など勝手知ったる場所を往復することがほとんどだった。この1か月半、そしてドラクエウォークを始めてから「初めての場所を訪れた」移動距離は、海外を除けば、それまでの人生の総距離よりも長いかもしれない。
 そして、「無理はしない」のも私のDQWのポリシーの一つだ。今回のイベントの様々な体験を見返しつつ、次のイベントを期待して待つことにしたいと思う。