正直、この構成は意外だった。最終回弓耳祭りが来るかもしれないとは思っていたが、まさか11話から12話の半分で弓耳祭りを終え、最終話の後半でそれとは関係ない単発の原作エピソードを持ってくるとは思わなかった。
これは絶対製作スタッフが意図した演出だろう。普通に考えれば最終話の後半部分を11話の後半でやり、12話を丸々弓耳祭にする方が、納まりは絶対にいいはずだ。にもかかわらず、わざとこういう構成にしたということに、一体どういう意味があるのか。
恐らく、江戸前エルフの他のパートと同じように、「ちょっとホロっとさせる話で終わるのではなくて、何気ない日常がこの作品の本質であり、ハートフルな展開はあくまでもスパイスに過ぎない」ということが言いたかったんだろう。でなければ、わざわざこんな構成を選ばないと思うのだ。
しかし、この構成にされたことも意外だったし、ラストエピソードが原作のこれというのも全く予想外だった。この終わり方だと、劇場版か２期を期待してしまうな……。
完全に騙す気満々やんけ
「姫様拷問の時間です」でこのPVは、少なくとも一話のPVの直後の時間までは騙す気満々やんけ……。しかし、コミックスを買おうと思って表紙を見たら一発でバレるが……。
ところで、今回冒頭を見直して改めて思ったけど、姫様って王家の血を引く王女なのに、それが指揮する軍団が第一軍団じゃなくて第三軍団なんだな（しかも回想シーンを見る限りお飾りではなく戦闘力が極めて高い）。ということは、国王直属の部隊がいるか、あるいは兄や姉がいるんだろうか。
……まぁ、拷問官がドライブスルーで自販機で買い物する世界で、細かいことを気にしてもしょうがないのかもしれないが（笑）。
