まるで別人


 最初意外だったのは、金髪のムーンブルクの王女かな。どうしてもファミコンドラクエ2のパッケージイラストの印象が強かったから、髪の毛は紫色という印象だった。あと金髪だとサマルトリアの王子と被るというのもある。後になってバトルロードのデモ画面に登場した、金髪ツンツン頭のドラクエ1の主人公を見た時も、こいつ誰だ、と思ってしまった。私の印象は、有名な青い角付きの兜をかぶった青年の姿だ。
 ピサロとかは、ここで言われてる初期イラストと後期イラストの差というよりは、勇者の村を襲った時の「皆の者、引き上げじゃあ」がこの銀髪イケメンの口から出てきたセリフだと思うとちょっと笑える。

プリクエル3部作で完結


 スターウォーズを買収したディズニーが、ルーカスの構想通りに続編を作らなければならない義理はないし(そういう契約になっていない限り)、騙されたわけでも奪われたわけでもなく、ルーカス自身がそれによって巨額の利益を得た以上、自分の思うように作って欲しかったっていうのはエゴだと思う。
 ただ単純に、ディズニーのスターウォーズは(そして他の作品も)つまらない。それは脚本を練り込むという一点において、必要な手間や労力をかけていないからだ。極論してしまえば、スターウォーズは1から6で綺麗に完結している。それ以外は全て外伝なのだ。私はそう整理している。マンダロリアンの評価が高いというコメントをしてる人もいるが、ディズニープラスに加入するつもりが微塵もない私のような人間にとっては、存在しないのと同じ作品で、評価のしようがない。そして、金を払い続けてでも見たいと思わせるほど魅力的な作品もないというのが率直な印象だ。