ドラクエ11を遊んでいないので詳しく知らないが、ドラクエ11もイオが全体範囲でギラがグループ範囲、メラが単体用という設定なのかな。
ちなみにドラクエ11にかなりのシステムが流用されたと言われているドラクエ10の方は、グループ範囲と全体範囲という区別はなく、メラが単体、ヒャドとバギが標的にした相手を中心にする範囲攻撃、イオが自分中心の範囲攻撃と、目標範囲がそもそも違うという設定だ。ドラクエ10ではギラの実装がかなり遅く、この方向性でギラが実装されたらどんな差別化が図られるんだろうと思っていたが、実際に踊り子実装時にギラが実装されてみたら、術者から敵に向けて直線上に飛ぶ範囲攻撃だった。
しかし実際的には、自分と敵を結ぶ直線に他の敵が並んでいるという状況はほぼないので、よほどうまく誘導しない限り、単体魔法に近い。
一方、ドラクエウォークではどうなっているかというと、イオが全体範囲、メラが単体、ギラがグループ範囲という種別はDQ11に似ているが、そもそも特定の武器を持っていないと使用できない魔法が多い。バギクロスもイオナズンも持っている武器に依存する魔法だ。それに加えて属性という概念が存在しており、武器に付与されている呪文は属性と同時に効果範囲が設定されるので、あまり特定の呪文系統のみが有用度が高いとか低いと判断されたりすることは少なく、あくまでもガチャ武器の性能が高いか低いかという観点から論じられることの方が多いようだ。
