ぼっちと山田は無理では


 情緒不安定のぼっちはもちろん、山田もそう簡単にバイトで金が稼げるならあんな万年金欠に陥るとは思えないんだよな……。

みなとみらいのドラクエイベント


 現在ドラクエのイベントが開催中ということで、横浜まで行ってきた。
 現地で初めて気づいたというわけではないものの、着いて改めて感じたのが、このイベントはドラクエシリーズ全体のイベントであるということ。始まったばかりだったせいか、小さい子供連れの家族も記念写真を撮ったりしており、結構混んでいた。ショップも入場制限がされており、コラボカフェの類は予約が必須となっていた。


  


 私自身はショップで是非とも買いたいというものがあるわけではなく、当日参加でカフェに入れると思っていたわけでもない。あくまでも、どういう雰囲気のイベントなのか、様子が見たかっただけであり、とりあえず目的は達することができた。
 ちなみに、今までみなとみらいのお土産スポットを訪れたことのない人は、ここでお土産を入手できるが、すでに入手している人はここでドラクエウォークならではの何かが入手できるというわけではない。今開催中のロフトイベントの対象となるロフトも、現地にはない。


横須賀に軍船、横浜には客船

 ここまでは、訪れる前にほぼ予想がついていた。今回横浜を訪れたのにはもう一つ別の理由がある。「氷川丸」だ。
 最近、横浜マリンタワー近辺を訪れる機会があったが、いずれも他の場所を訪れた後に立ち寄っていたために、氷川丸の入場時間を過ぎてしまっていた。近くから氷川丸を眺めることはできても、中に入ったことは一度もなく、機会があれば訪れてみたいと思っていた。
 実際、直近で訪れた船というと横須賀にある戦艦「三笠」なのだが、同じ船でも軍艦と民間船ではずいぶんと様相が違って面白かった。



 一番わかりやすかったのは、氷川丸内部では飲食が禁止となっていたことだ。「出口に自動販売機があるのに飲食禁止なのか?」と思ったが、こちらは絨毯が敷かれた客室などがあるので、汚れを防止するための措置なのだろう。甲板が解放されている日なら、そこでは飲食ができるらしい。
 もっとも船内展示を見る限り、この氷川丸もちょっと運命が違ったら、最近艦これに実装された「平安丸」や「隼鷹」や「飛鷹」のように、軍に徴用された後、改装されて軍艦になる可能性もなかったわけではなさそうだ。
 情けない話だが、本当に外洋を航海する船に乗ったら、あっという間に船酔いになりそうなので、こうして停泊している船を見物するのが関の山である。