宗谷訪問記

 ブログにも書いたが、先日、氷川丸を訪れて内部を見学する機会があった。その前に横須賀で戦艦三笠も見学しており、どちらもなかなか面白かった。
 というわけで、他にも船を展示している場所がないかと探してみたところ、艦これにも縁のある艦が一般公開されていた。


https://funenokagakukan.or.jp/


 南極観測船「宗谷」である。見学できるというのはうっすら知っていたものの、調べてみるとなかなかややこしい。公式ページだと船の科学館という施設の一部のように見えるが、本館はしばらく前に閉鎖され、別館も今年の1月に閉鎖されていると書かれている。しかし「宗谷」そのものは今も見学ができるようで、Google先生もそれを示唆してくる。
 なので、実際に現地に向かってみた。宗谷に向かう前にふと思いつき、ユニコーンガンダムと記念撮影。



 実寸ガンダムはあちこちにあった気もするが、実際に間近で見たのはこれが初めてだ。なるほど、これぐらいのサイズ感になる訳か。 ちなみに、隣接するダイバーシティ内のガンダム展示は、入場制限されていた上に超混雑していたので、外側から眺めるだけでそそくさと退散した。
 そして船の科学館に向かったところ、大きく足場が組まれた巨大な建造物を見つけた。最初はこれを宗谷だと思っていた。船のサイズに詳しいわけではないが、豪華客船のような大きさで、しかも外側から入れない。どういうことなのか周りをうろついてしまったが、オチを言うと、宗谷は近くだが全く別の場所にあった。ドラクエウォーク上でもはっきりと船のシルエットが確認できる(そして何故か船上に勇者の家が見える……)。


  


 船外に展示された大きなスクリューが目印で、入場は無料。船内の展示は氷川丸や三笠に似ている部分もあるが、南極観測船ということで、その事績は立川にある極地研究所のそれに通じるものがある。無料であることや船の大きさを鑑みれば、展示内容は充実していたが、さすがに全館クーラーというわけにもいかないのだろう。可能な限り扇風機などが設置されているようではあったが、この猛暑の中、長時間留まるのは厳しかった。


  


 余談だが、この後すぐそばにある日本未来科学館に行ったものの、こちらも早々に後にした。展示物の内容に問題があったわけではなく、何故か手持ちのBluetoothイヤホンが切断しまくる上に、スマホのウォレットアプリが起動停止を繰り返すようになってしまったからだ。原因はよくわからず仕舞いだ。