http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/
素晴らしい。
ネタバレ回避の人はここで戻って。
Fate・UBWをこの間見たばかりだったせいか、日常の描写があるってこんなに大事なことだったんだと再認識。
恐らくこの映画を見る人の95%が期待する劇場版アニメ化の期待に、ほぼ完璧に応えた作品といえるだろう。作画クォリティも全般的に高く、文句を付けるべきところも特に見当たらない。とにかく原作に忠実なので、話が気に入らないというのなら原作に文句を付けるしかない。
このエピソードは原作のファンが一番映像化を望んでいたといっても過言ではないエピソードであり、その意味では手堅く期待に応えたと思う。
以下、気づいたことを箇条書き。
・劇場でまた「冒険でしょでしょ」を聞くことになるとはw
・自宅で起床するシーンが何度も繰り返されるのは、スタッフの「エンドレスエイト」への無言の抗…じゃなくて、TV版リスペクトですか?w
・徹頭徹尾キョンの台詞長いw でも、これぐらいしないと小説での内面描写は表現できないだろうからな…むしろUBWもこれくらいやってくれてよかった。
・鶴屋さん出番少なっ! でもいいんだ、見せ場はちゃんとあったから…。
・日常シーンの描写がちゃんと冒頭でされるからこそ、時間改変後のキョンの描写が生きるんだよね。脚本の人はちゃんとわかってるなあ。
・長門wwwww あざとすぐるwwwww この映画は長門に萌えさせるための対人兵器としか思えない。鶴屋さん派の私ですら転び掛けた。長門恐るべし…。
・っていうかこれ、原作読んだ時にも思ったけど「涼宮ハルヒの消失」じゃなくて「長門有希の憂鬱」だよね?
・朝倉さんが輝いていたよ! 私服のシーンもあったし! 前はやれなかったけど今回はちゃんとブッスリいったしね! どうでもいいけどエレベータ長いね。
・エンディングの「優しい忘却」がボーカルオンリーバージョンでびっくりした。
・ホントに原作に忠実なんで、追加されてるシーンとかはほとんどないんだけど、スタッフロールの後に…。
・97点。
・−2点は「原作どおり」であるがゆえに「原作どおり」これからを匂わせる終わり方になってるんだよね。話としてはちゃんと終わってるけど。続きアニメ化するつもりあるのかなあ。京アニっていうより角川書店の問題だな、これは。
・−1点は…鶴屋さんの出番が少ないナリ…。原作も少ないんだけどさ…。
2回目も観に行くぞ!