ブレイブルー・コンティニュアムシフト

BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT- (ブレイブルーコンティニュアムシフト) (通常版) (特典なし) - PS3


 もうアーケードで2が稼動しようというこのタイミングで、ようやくストーリーモードフルコンプ。私がこのゲームで一番評価してるのは適当にボタンをタイミングよく押すだけでコンボが繋がるビギナーモードの存在と、ストーリーモードのギャグルートだ。


 ストーリー性のない格闘ゲームはほとんどないけれど、そのどれもこれもが大抵シリアスなストーリーを背負っている。私が知ってる中で、シリアスじゃないストーリー、比較的コミカルな物語を持つ格闘ゲームというと「わくわく7」とか「ポケットファイター」とか(ネオジオポケットのKOFのパロディみたいなのがあった気がするけどやったことがないのでわからない)。ストリートファイターのダンやヴァンパイアのサスカッチバレッタ、餓狼MOVのマルコみたいに、シリアスなストーリーの中で特定のキャラだけコミカルっていうゲームはあるんだけど、ゲーム全体がコメディタッチのゲームは多くない。でも本来は、相手を殴る理由さえあればいいんだから、話はそんなに深刻である必要はないと思う。
 加えて言うと、ブレイブルーは元のストーリーが厨二病満載でシリアス直球ど真ん中だから、息がつまる時がある。そんな時にギャグルートをやると、あまりにくだらなくて一息つける感じ。ただ、ちょっと残念だったのは、ギャグルート確定してからは戦闘がほぼ皆無なこと。ポケットファイターみたいにギャグ→戦闘→ギャグという方が緩急がつくので私は好みかな。


 あと、個人的には各ストーリーのバッドエンドルートの最後に「ぶるらじ」風のSDキャラが失敗の理由を解説してくれる「教えて! ココノエ博士」のコーナー。これって「教えて! 知得留先生」の(パキューン)。


 あ。そういえばメルティブラッドの巨大秋葉がラスボスになるルートもギャグストーリーだったか。