これは興味深い

スマホゲーの欠点は「飽きてやめたプレイヤーが多い事」らしい


 これは今まで気付かなかった、面白い視点だ。確かにエンディングまで遊ぶことのできるゲームじゃなかったら次を遊ぼうとは思わないかも。
 ただ、この記事を書いてる人が言ってる「FF11はミッションがあったからきりがいいところで辞めるきっかけをくれた」というのは、私は賛成しないかな。少なくとも、私に「辞める理由」を告げて去っていった50人近くのフレンドの中で「ミッションがキリのいいところまで行ったから辞めます」と言った人は一人しかいなかった。私の周りだと2%ってことだね。
 圧倒的に多かったのは「自分の周りの環境が大きく変わったから(結婚した、就職した、子供が生まれた、引っ越した、転職した、仕事が忙しくなったなど)」。次が「飽きた」で、その次が「開発の方針が気に食わない」かな。私も結局これになってしまったが……。「マシンが壊れてログインできなくなったから」という人もいた。なら買い直せばいいじゃない、というのは買い直せる環境にある人間の台詞であるとつくづく思い知った。珍しい理由だと「人間関係が煩わしくなったので逃げたい」とか。普通このパターンの人は無言で消えるので、逃げることを明言して去るのは珍しい。
 これは私の周りだけだから一般化できない話なんだけど、実はFF11は課金を停止する時に「課金を辞める理由」を意思表示する場がどこにもない。フォーラムは課金していないと書き込めない仕様なので、開発陣自身も「プレイヤーがなぜ辞めていったか」を知る術がない。よって統計的に辞めた理由を知ることはメーカー自身ですら不可能なのだ。このサイトなどは別の視点から問題を捉えているけど、傾向は私のフレンドたちとほぼ一致している(満足してやめる人の数は考慮すべきほど多くないという意味において)。