20年か……


 実家に帰った時、倉庫にしまってあったノートPCがビネガーシンドロームを発症してないかチェックしたところ、幸い発症してるのはなかった……けど、20年と言われると、ほとんどはギリギリまだ刻限に達してないか。
 しかし、こうして折り畳み型のゲームウォッチで発症してるのを見ると、動画の中で言われてる「液晶テレビは外気に触れているから発症しにくく、折り畳んでるノートPCは発症しやすい」というのは分かる気がする。そもそもビネガーシンドロームが最初に話題になったマイクロフィルムも、密閉された空間で保管されているものだと思うし、リスクが高いのかも。

電源が足りない

 前回、位置情報ゲーム3タイトルについてチラッと書いたが、あれはあくまでも休日の行動パターンの場合。逆に平日の行動パターンの場合どうなるのか、一週間試してみた。

 私は休日は電車に乗って出かけることが多いけれど、平日は徒歩通勤をしていて、電車通勤ではない。そうなると、駅メモでは最寄り駅にしかアクセスできなくなる。逆に歩く距離はそれなりになるので、むしろドラクエウォークやポケモンGOの方が相性が良さそうだ、と、思っていたのだが……。



 異変には初日に気づいた。これまで勤務中、帰宅時まで多くても30%くらいしか減らなかったスマホのバッテリーが、残り20%以下になっていたのだ。インストールして数日はこんな減り方はしていなかったので、最初目にした時はかなり面食らった。
 しかし理由には心当たりがあった。ポケモンGOにもドラクエウォークにも、アプリを起動していない時の移動距離をカウントするオプションがある。明らかに、このオプションをオンにした後から消耗が激しくなっている。考えてみれば当たり前だ。アプリを起動していなくても移動距離をカウントするということは、常時GPSが起動し、デスクワーク中にも通信しながら現在位置を測位していることになる。勤務中に、画面を見なくてもわずかでも経験値を稼いでくれるならお得かなと思っていたが、バッテリ的な面から見ると得どころか大損だった訳だ。
 勤務中の移動距離などたかが知れているし、行き帰りだけオンにすればいい話だが、そうなると今度は、アプリを一々起動しないとオンオフできないのが面倒だ。アプリを起動しウォークモードにしておいても消費電力の面からは大差なさそうだ。


 そういえば、ドラクエウォークをやって気づいたことがある。近所の商店がある場所に詳しくなるのだ(笑)。ミッションの目標値設定で「ん? こんなところに店があったのか?」と思うことが多々ある。これはドラクエウォークを遊んだことによるメリットと言ってもいいだろう。逆に、出先でこれをやろうとすると、よほど行きつけにしている場所でない限り、行き先がわからず困惑することになりそうだ。