冒頭、ラミリーズが「戦士が足りない」とボヤくシーンがある。しかし、果たして本当に戦士は足りなかったのだろうか?
物語開始時、ピアニィの所属するギルドのメンバーは「メイジ/サモナー」(ピアニィ)、「シーフ/レンジャー」(ラミリーズ)、「ウォーリア/ダンサー」(ニナ)である。
……どう見ても足りないのはアコライトです。本当にありがとうございました。
確かに編成上前衛は足りないのだけど、それはボヤいてるラミリーズ自身のサポートクラスがレンジャーで前に立てないからじゃないだろうか(笑)。彼女のサポートクラスが《ガンパード》もちのガンスリンガーだったら間違いなく前衛だったはずだ。
最終的に「アコライト/フォーキャスター」のセシルが加入して、パーティとしてのバランスはかなり取れていると思う(前衛は確かに足りないが)。
アリアンロッドで4人パーティを組む時、ウォーリアは前衛、メイジが後衛として、残りシーフとアコライトのうちどちらが前衛に立つかは「サポートクラスなどを考えた上でケースバイケース」ということになると思う。ウォーリアに次いで重装備が可能なアコライトが前に出るか、それとも回避力の高さを生かしてシーフが前衛を務めるか。バランスを考えた上での最初の選択が、恐らくゆくゆくはそのPCの上級クラスを決めることになる。
(続く)