どの腹心にするか迷うところ

『トーキョーNOVA THE AXLERATION サプリメント ジ・アザーサイド』の内容と感想


 クロガネの神業が選択式だというのに突っ込んでる人がいなかったのが正直意外だった。「マルチフォーム」取れば、実質毎アクト神業選べるのと同義なんだけど、あんまりみんな気にしてないのかなぁ。
 クロマクの「腹心」の効果については、キャスト全員という単位で考えると「打ち消し系」が一発減るというのはかなり大きいので、普通は「腹心はエキストラで神業は打ち消し系」を選びそうだという意味で前にも書いたんだけど、改めて考えると……うーん。アヤカシの「霧散(ディスアペア)」と一緒で「自分が食らわないと発動できない打ち消し」なんで、打ち消し系の中では一番使いにくいタイプ。むしろ経験値だけでいうと、腹心がアクトの中で役に立たないって状況はほとんどありえないので、ゲスト扱いの腹心をもらっておいたほうがいいという面も……。
 RやDの頃、ちょっと裏技っぽいけど便利だったのが、クロマク本人と腹心で技能のスートを分けることで、カード交換がしやすくなるというテクニック。とはいえ、クロマク自体ルーラーの許可がないと出せない特殊スタイルっぽい位置づけにされてたけど……。ぶっちゃけ腹心をゲスト扱いにするルールを採用して、全員クロマクとか一人がクロマク×2とかで、実質キャスト扱いのPCが7人とか8人とか言われると管理が大変なんだよね、面白いけど(笑)。ルーラーから見るとアヤカシより扱いづらく、私自身自分のセッションでアヤカシ使用不可の制限を入れたことはないけど、クロマクはある。

ピコーン

 思いついた。「カブト◎●、クロガネ、イヌ」かなんかで、ア○ュラムのソウルクラッシュ+シャドウウィルダーみたいな武具の組み合わせで「剣と鎧のマルチフォームです」とか目をグルグルさせながら力強く主張しよう。
 設定は「ヴィレヌーヴから密輸で持ち込まれた美術品の西洋甲冑。元々魂が宿っており、ずっと眠っていたがNOVAに辿りついてから再び自我が目覚めた。騎士道精神と称する傍迷惑な正義感の持ち主で、自分自身が不正に取引されることに憤っていたためか、取引を取り締まろうと踏み込んできたケルビムに突如身を投じてフリーのバウンティハンターとして働きたいと名乗り出た」とかそんなイメージ。神業は他キャストのバランスによってアクト前に「難攻不落」か「死の舞踏」かどっちかを選ぶ──とか思ったけど、よく考えたらこいつ死の舞踏以外の攻撃手段全然ないなハハハ(笑)。人形以外のクロガネはサイバーウェアが全然入らないからなぁ……。