人気記事の話

 スマホでこのブログをご覧の方には自明のことかもしれないが、実は長いことこのブログの閲覧数トップはRPGエルミナージュの錬金術を勧める記事だった。何故この記事の閲覧数が多かったのかはわからないが、最近この順位に変化があった。今の閲覧数トップは2077のサイバーレッグの性能比較を行った記事である。ちょっと前まではアーマー値を検証する記事も上位に入っていた。
 純粋に検索で記事がヒットして閲覧してくださっている方が多いのか、それとも記事のどこかにツッコミどころがあって閲覧数が増えているのかはわからないが、2077の記事をご覧いただいている方はそれなりにいるようだ。

 というわけで、今日は2077の小ネタ系記事である。

姿は見えないはずなのに

 前に、2077のパッチで追加された光学迷彩の記事を書いたことがある。光学迷彩を使うと、目の前の敵と銃撃戦の最中だろうが、相手はこちらを見失う。ステルス系のジョブ(クエスト)では抜きんでて高性能のサイバーパーツである。
 ……しかし、例外があったようだ。



 サイドジョブ「不都合な殺し屋」のターゲットである。画面下に金色に光るものが見えるのは、光学迷彩使用中の自分の手に、周囲の照明が反射しているところである。画面上のステータス表示でも持続時間が10秒以上残っている。つまり、透明化しており周囲からVの姿は見えないはずだ──しかし、ターゲットははっきりとこちらを視認して話しかけてきている。
 どうやら、サイドジョブ進行中のターゲットなど、会話イベントが存在する相手は、光学迷彩を無視するらしい。考えてみれば当たり前かもしれない(これが有効なようだとバグるケースがありそうだ)。
 ちなみに画面には見えないが左手にはソファーがあり、ボディガードが待機しているが、彼からはこちらは視認できないようで、反応しない。とはいえ、ターゲットはこちらを見破って話しかけて戦闘に持ち込もうとしてくる(グラップルは可能)ので、早々に無力化しないと、V自身というよりVに反応するNPCに反応してボディガードが動き出す。あまり余裕はない。
 ちなみにこのサイドジョブのフルステルスは、神殿に潜入するサイドジョブよりキツいと思う。最後強制的に戦闘になる上に、潜伏したままこれを連れ出すことになるからだ。

劇パトかな?

 ある時、町を散策していたら見かけたこの車。



 最初に見つけた時は、目の前の壁のようなものに向けて、ひたすら進み続けていた。もちろん壁をよじ登れるわけではないので、壁に向かってアクセルを踏み続けても微動だにしない、みたいな状況になっていたが、どうしてそうなっているのか不思議だったので、無理やり運転席に乗り込んでみた。



 なんと、運転席は無人である。不意に、劇場版パトレイバーのオープニングの最後のシーンを思い出した。
 運転手がVを見て逃げ出したからか? と思ったが、ここに来るまでに銃をぶっ放していた訳でもなく、運転手が逃げる理由が見当たらない。それに、運転手がいなくなったら車はそこで止まるはずだ。この車のやってきた方向には道路はなく、あるのは工事現場である。自動運転というなら、壁にぶつかったところで止まりそうなものだ。
 この車はどこからやってきて、何故無人で走り続けるのか。直前のデータからロードしてみると車は消えており、結局謎は解けないままだった。もしかしたら、ナイトシティ7つの怪談、みたいな話なのかもしれない。